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11月25日:誰もが心の奥に悩みを抱え生きている

「小さな田舎町の小さな映画館に『こころの叫び』がやってきた」


大切な人が2枚の映画のチラシをもってきた。

観に行きたいからだという。

こんな小さな田舎で上映して果たしてお客さんがくるだろうか?という映画である。

一本は大杉漣さんの最後の主演作である。

「教誨師」という、刑務所を訪問し、心の安寧を与える宗教家(牧師)の物語である。

大杉漣さんが教誨師である牧師を演じている。

そして、「死刑囚6人との対話が始まる」、と書かれている。


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また、チラシの裏には、「なぜ、生きるのか」、と問いかけているのである。

チラシを詳細に読んでゆくと、悔い改めを進める牧師でさえ、生きることに悩みとまどう姿が見える。

悩みながら生きる人間模様が、教誨師と死刑囚を通して描かれているような強い印象を受けた


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もう一本も衝撃的な記録映画である。

『イーちゃんの白い杖』である。

よく読むと、舞台となっている盲学校は、なんと地元の県庁所在地にある、盲学校とある。

「ああ、あそこだ」、と私にもすぐに思い浮かべられる盲学校である。

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このチラシにも私には答えられない問いが並ぶ。

『全盲の姉と、重度障害の弟、私たちはなぜ生まれてきたのか』

この問いかけに、私は納得できるように上手に答えられない恥ずかしさを感じてならない。


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そして、全盲の姉は更に語る。

『学校にいても、家にいても辛い』、『死にたい』・・・


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この心の叫びは、映画のなかだけではない。

生きている、すべての人々が抱えている叫びなんだ。

だから、こんな小さな田舎町の小さな映画館でも「生きること」を伝えたくて上映するのだ・・・

あの本の著者はだれだったろう?

「誰もが悩みながら生きている」、そんな名前の本のことを思い出した。

そして、田舎町に住む私との偶然を思ったのである。

まず「教誨師」の牧師のことである。

私の身内には何と若き牧師が二人もいるのである。

また、舞台となった盲学校も偶然とは思えない。

なぜなら大切な人の父親が務めていた学校であるからである。

私も心のうちの惑いを想った。

「なんのために生きるのだろう?」・・・と。





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No title

私が以前ブログに書いた小さな映画館「あまや座」で、昨日から『悲しみに、こんにちは』が始まりました。今週中に見にいく予定ですが、その映画館で来週『教誨師』が上映されます。見たいと思っていました。

『イーちゃんの白い杖』は地元の盲学校が舞台、しかもお義父さまがお勤めになってらした偶然。
奥さまと映画を楽しんできてくださいね。
楽しむ、という映画ではなさそうですが、心に響く映画のようですね。

忘れ草様

おはようございます。

あっという間に11月も下旬です。

今年も惑いつつ暮れて行きそうです。

映画は私は何年振りでしょう。

期待がふくらみます。

では。

プロフィール

kmomota

Author:kmomota
「暮らし歳時記と、エッセイなど、心に浮かぶことを書いています」



我々は何処から来たのか、われわれは何者か、我々は何処に行くのか。

もうじき去るのかな?知りたいな?人間てなになのかな?



















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