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11月8日:小さな庭の小さな花と虫(その3)

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「どっこい、元気に生きている白い小菊です」


庭の砂利の上に白い小菊が芽吹きました。

でも、今年は強風の日がたびたびあり、とうとう倒れてしまいました。

しかし、そんな不遇にも負けず、倒れたまま、根からかなり離れて立ち直り、見事に花を咲かせました。

「う~ん、強い花だ、見事です」、思わずそう叫びました。

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この菊を見ていたらたら、昔夢中になって呼んだ小説を、ぼんやりと思い出しました。

あれは・・・伊藤左千夫の小説だったな?

題名ははっきり覚えている。「野菊の墓」だった。

確か、少年の名前は、マサオ、・・・政夫と漢字で書いたはずだ。

年上の恋する人の名前は、そうだ、民子だった。

従姉妹だったはずだ。

二人は淡い恋心を抱き、菊の花を摘んで渡し「君は菊のような人だ」、そんなことを確か政夫は民子にいったな。

淡い恋は悲しい別れとなり、民子は嫁に行ったが死んでしまう。

そして、政夫は民子の墓の回りに菊をいっぱい植えたんだ・・・・・

そうだ、それで「野菊の墓」というんだ・・・・

それから・・・ボンヤリと・・・白い菊の花を見つめていたのです。

若い日が、ボッーと菊の花の向こうに佇んでいました。






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「暮らし歳時記と、エッセイなど、心に浮かぶことを書いています」



我々は何処から来たのか、われわれは何者か、我々は何処に行くのか。

もうじき去るのかな?知りたいな?人間てなになのかな?



















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