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10月25日:秋に咲いた「すみれ」の花

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「うわあい、すみれの花が一輪、風に揺れていましたよ」


曇り空に太陽が少し顔をのぞかせました。

大切な人が声をかけてくれます。

「庭に出て日にあたらない?外の空気を吸うだけでも健康に良いし、気分もスッキリするから」

「ホラホラ、帽子をかぶって、・・・」

「私は、枇杷の木の剪定よ」

だから私は、ノロノロと庭に出ました。

「ああっ、見てみて、秋に咲いた『すみれ』の花よ。

大切な人が指さした砂利の上を見たら・・・・

小さな、今にも倒れそうに、弱々し気に紫の『すみれ』の花が、たった一輪だけ、憂いをたたえて咲いていました。

「うわあい」、子どものようにうれしがる私でした。


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本当に今にも消えそうに揺れています。

ああっ、庭の砂利の上に、良く咲いてくれました。

ずっと昔、野すみれがよく咲いていましたっけ。

あの野すみれが、咲いては種に、種がまた育って花を咲かせ・・・そうして・・・ずっと・・・そして、珍しく秋に・・・・

すると、「ああ、いとしいなあ」、なんて妙に心が騒いだりして・・・

それに、秋に咲いたすみれをじっと見つめた記憶がありません。

「うん、きっと良い事があるね」、そんな風に幸せが微笑んでいるようです。






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kmomota

Author:kmomota
「暮らし歳時記と、エッセイなど、心に浮かぶことを書いています」



我々は何処から来たのか、われわれは何者か、我々は何処に行くのか。

もうじき去るのかな?知りたいな?人間てなになのかな?



















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