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10月30日:ふうせん文庫

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「秋の高く広い空に、風船のように飛んで・・・」


先日定期的通院の帰りに、私の大切なひとと、友人の息子さんがやっている舞台芸術の練習場の前を通りました。

もし、公演をやっても、20人も観客がはいればいっぱいの小さな劇場です。

その劇場の前にパンフレットがおいてありました。

パンフレットには、「ふうせん文庫」の文字と主旨が書いてありました。

サッーと読んだら、友人の息子さん夫妻の、無償の愛がうれしかったのです。

ですから、爽やかな風が吹いてきて、私は風船に連れられて大空に舞い上がっていたのです。

どこまでも青い空、白い秋の雲、少年になった私が大空を飛んでいるのです。


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パンフレットには次の文字が並んでいました。


『舞台劇場では、ロビースペースに、次代を担う若者に残したい本を3冊寄贈していただく「ふうせん文庫」を用意しています。

飛ばした風船のように、どこに飛んでいくのかわからない、誰が拾うのかわかりませんが、
いつか誰かが手に取るかもしれない、あなたの勧める3冊を寄贈してください。

中古でも新品でも構いません。

劇場ロビーに、お名前と一緒に、お客様の目に触れる場所に置かせていただき、
自由に借りることができるようにします。

ふうせん文庫には見返りはありません。いつか誰かのための文庫です。

あなたの3冊を以下の住所にお送りください。
ジャンルは問いません。・・・・・・』


大学を出て、高校の臨時教員をやりながら、東京で舞台芸術を主宰し、今は故郷に戻って、舞台芸術を主宰しています。

生活はどうしているんだろう?と余計な心配をすることもありますが、たくましく生きているようです。

そして、自分の生活でもない、他のことにも情熱を燃やしているのです。

ですから、私と大切な人は、家に帰ってから、次代の若者に詠んで欲しい本をどれにしようか、迷いながら楽しんで選んでいるいるのです




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自分の生きる道を追い続けているまぶしい人がいるのですね。そのような生活を見守っているご両親であるお友達夫妻もまぶしい方なんでしょうね。

ふうせん文庫、素敵です。
私は何を選ぶだろうか・・・

わすれ草様

> 自分の生きる道を追い続けているまぶしい人がいるのですね。そのような生活を見守っているご両親であるお友達夫妻もまぶしい方なんでしょうね。
>
> ふうせん文庫、素敵です。
> 私は何を選ぶだろうか・・・


わすれ草様、おはようございます。

私は、このご家族のことを考える時、一瞬、日本の「清貧の思想」を思い浮かべます。

詳しいことも、本当に思想的にそうなのか全く分かりませんが、私にはまぶしく映るのです。

夫婦ともに、わざわざ東京からこの田舎に移り、ほとんど名もない演劇人としてご主人はちいさな無名の演劇座主催者兼脚本家監督、奥様は舞台人として、アルバイトで生計を立てながら暮らしています。

小学生の子どもさんも2人いらっしゃいます。

でも、現世の物質的生活は、可能な限り質素にして、心は風雅の世界に遊ばす・・・

そんな「清貧」実践人のように映るのです。

ふうせん文庫はその一つの表現のように感じてなりません。

こんな清らかな生活に浸る方たちも、今のこの経済優先の日本の片隅にもいらっしゃるんですね。

「ふうせん文庫」、本当に素敵な名前です。
プロフィール

kmomota

Author:kmomota
「暮らし歳時記と、エッセイなど、心に浮かぶことを書いています」



我々は何処から来たのか、われわれは何者か、我々は何処に行くのか。

もうじき去るのかな?知りたいな?人間てなになのかな?



















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